6月23日は「オリンピックデー」 今本当に考えるべきは何か? 2020年はビッグチャンス!芸術文化を社会のエンジンに-東京の芸術文化創造の旗手『アーツカウンシル東京』-

東京都

posted by myAdmin

2020年五輪の開催地が東京に決定して以降、最近の五輪報道で目立つのは、会場、予算、エンブレム等ネガティブな話題ばかり。世の中で巻き起こっている議論の焦点が負の側面に集中し、五輪の開催自体への批判すら生まれています。
一方、今月6月23日は、「オリンピックデー」。日本だけでなく各国のオリンピック委員会が記念イベントを行い、五輪に向けた気運が高まる日です。2020年まで約3年と近づいてきている今、これを機に、「東京五輪に向けて本当に必要なことは何なのか」、ポジティブな議論をしていくべきなのではないでしょうか。


■五輪における文化プログラムの重要性 ~都市の発展につなげたロンドン大会の成功~先進国である日本にとって、インフラ整備、スポーツ施設の建設など、ハード面でのメリットは多くはありません。では、2020年東京五輪は何をもたらしてくれるのか。その答えは、「文化」にあります。
オリンピック・パラリンピックといえば、スポーツの祭典というイメージが強いですが、「文化の祭典」でもあります。開催国の日本が誇る文化を世界に発信し、また世界各国と文化で交流し、五輪後にも残るレガシーとする、またとないチャンスなのです。それは、4年間で約17万件の文化プログラムを展開し五輪成功の一翼を担ったといわれる2012年ロンドン五輪が証明しています。
例えば、ロンドン五輪における文化プログラム約17万件は、ロンドンだけでなく、イギリス全土の中小都市約1000ヶ所で行われ、204の国と地域から、4万人を超えるアーティストが参加。4年間で4340万人が文化プログラムに参加したといわれています※2。英国は、大規模で先進的な文化プログラムの展開により、文化都市としての価値を大きく向上させたのです。


■ 2020年は日本の芸術文化にとって大きなチャンス。この機会をどう活かすかが重要 
アーツカウンシル東京オリンピック・パラリンピック文化戦略担当課長 石綿 祐子
・2020年をきっかけに、日本の文化をどう進化させるか
「2020年は、芸術文化にとって大きなチャンスであり分岐点であると捉えています。まず、次世代のアーティストが文化プログラムの創造にチャレンジできる機会であること。若いアーティストたちには、ぜひこのチャンスを掴んでステップアップしてほしいと思っています。また、演劇、音楽、美術、伝統芸能など日本が誇る魅力的な芸術文化を世界に発信する機会であること。まだまだ世界に知られていない日本や東京の魅力を、芸術文化を通して世の中に発信していくことができるでしょう。普段芸術文化にあまり触れない人や、国内だけでなく海外にも積極的に情報発信し、その魅力を知っていただきたいです。この機会をどう活かせるか、しっかり考え実行していくことがアーツカウンシル東京の役割だと考えています。」


・2020年に向けて
「アーツカウンシル東京は、芸術団体への助成・アートプロジェクトの開催といった事業を通して、2020年に向けた文化プログラムの創造を推進しています。現在進行形の事例として、野田秀樹さん監修の『東京キャラバン』と、日比野克彦さん監修の『TURN』などのプログラムが進んでいます。2020年に向けて他にも様々なプロジェクトがこれから動き始めます。」

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